2025/12/29

晴れの日ノ珈琲雨の日ノ珈琲

 2025年が納まりつつある。 


ずっと本を作りたいと思っていた。ここ数年、豆本みたいな作品集を手製したり、書き溜めていた詩を綴ったり、長年講座用に製作したものをまとめたり、、数々試行錯誤したものの、本にする納得に至らず、頓挫していた。

今年初めの頃、数ヶ月前関東に移転された珈琲店と店主ご夫妻を懐かしく思い出す事があった。そして、ふと、あのお店で珈琲を頂いていた時に味わった想いのような一冊を作りたいと思った。

自分の心にあることを素直にそっと差し出してみよう、もし共感してもらえる人がいらしたらうれしい。書も印もことばを共有するために存在するものだから、ことばに自然に出会える物語にしよう。

そして実経験と想像(創造)をブレンドし、長い文をネルフィルターで丁寧に抽出して、いつでも読める、小さな本にした。

読者の方々から様々なご感想を頂いた。出会っている方々、出会ってない方々とも、同じ時間を過ごして頂いたようで、それが何よりの喜びです。感謝。

2025年、大切な年になりました。

来年、佳い年になりますように、

    心より祈りつつ。