心待ちにしていた 中秋の名月は 雲に隠れ 見ることができなかった
まだ曇りがちの翌朝、雨は降りそうにないな と洗濯物を干した
午後、乾き具合を見ようと バルコニーに上がると
真っ青な空に もくもくとした真っ白な雲の美しさに目を奪われた
白い雲「白雲」を常の篆書とは違う心が遊ぶような字で書いてみた
中国 清の時代 こんな たのしい篆書を書いた人がいた
書は 空のように広く 海のように深い