2021/09/27

秋風にもの思う 印を刻す

 秋分の日が過ぎても 半袖に八分丈パンツで 汗をかいていた

 今朝もそのいで立ちでいると、腕と足首に冷気が、、、

小さな庭に面した仕事机の窓を開け放していると

書き損じの半紙が部屋に舞っていた

「秋思しゅうし」

芭蕉の「石山の石より白し秋の風」の二印を刻した

窓の外に目をやると 風の中に 色づいてゆく

草 葉 樹の色が見えるような気がして

はがきに描いて 印を捺した